30by30アライアンスに参画

リトラボは、環境省の30by30アライアンスのパートナーになりました。

30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、
回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。

30by30 環境省

国立公園のような保護地域をさらに拡大・管理、保護地域以外の場所で生物多様性保全に貢献する場所についても認定し(地域の土地、里山里林、企業有林など)力を合わせて守る取り組みです。

私達の住む宮古島では海の環境について取り上げられることはよくありますが、島内の森や湿地などについては、あまり話題に上ることも少なく感じます。

森と海は非常に密接に関連し、まわりの動植物に大きな影響を与えます。

森は海の恋人と言われるように、実はその重要性についてずっと前から理解している人達がいました。

気仙沼ではずっと以前に、水質が悪化して名物の牡蠣が壊滅的な状態となりました。

漁師たちが原因を探っていくと、上流域の森に原因がありました。

森は伐開され、その土地で古来より育ってきた広葉樹を切り、建材となる杉などの針葉樹へと置き換わって行きました。広葉樹は根がよく張り、土地を守り雨水を濾過し、植物性プランクトンを含んだ良質な水は、川となって気仙沼の海まで流れていましたが、森の開発により海がまで荒れてしまったのです。気仙沼の事例はこちらをご覧ください。

このように海と森は関連して、私たちの生活を豊かに保ってくれています。

宮古島の森や植物たちをもっと大切にすれば、私達も海ももっとハッピーになれるはず。

わたしたちは、30by30アライアンスのパートナーとなりました。

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